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2019年までのオフィスマーケット概況

こんにちは。不動産鑑定士・不動産プロデューサー品川です。

今日は閑話休題的に、オフィスマーケットの2019年振返りと、

今後の展望についてお伝えします。

こんな人におすすめ

・オフィスのマーケット動向について掴んでおきたい人

・不動産業界にいるけどそんなに業界のこと詳しく知らない人

・オフィスを借りようと思っているけどどこに借りればいいか悩んでいる人

不動産業界にいても以外と知らないこと多いですよね。

でも大丈夫。この記事を読み終わったら世間話で業界人っぽく話せるようになりますよw

オフィス空室率が5%を切ると好景気のサイン

これは一般論として知っておきましょう。

この20年間で5%を上回ったのは、2000年前後のITバブル崩壊時、2008年から2011年にかけてのリーマンショック・東日本大震災時です。景気の様子をはかる指標になるものなので、不動産業界以外の証券・金融・商社などの業界人もオフィス空室率は注目しています。

株価との連動についてはこの記事が見やすいので参考にしてください。

今の空室率はほとんどの都市で2%台

三鬼商事株式会社の「オフィスレポート」

今の空室率を把握するのに便利なのは、三鬼商事株式会社が発表している

「オフィスレポート」が有名です。主要都市別に記載されています。

これによれば、2019年は仙台を除くすべての主要都市で空室率が2%台に低下。

東京にいたってはビジネス地区平均で1%台という驚異の数字です。

もうほとんどオフィス借りるの無理。オフィスに人が多すぎるけど増床できない

企業がたくさんあると思われます。

CBRE株式会社の「オフィスマーケットビュー」

もう1つ有名なのがCBRE株式会社の「オフィスマーケットビュー」。

四半期ごとに賃貸オフィスの動向をまとめてくれています。

こちらは2020年の予想も記載されているので、ご覧になってください。

 

賃料はどのエリアでどの程度の坪単価が相場かを把握

例えば日本で一番高いオフィスがどこか、というと東京都千代田区の丸の内で、45,000円から50,000円ほどします。

しばらくこれが抜きんでて高かったんですが、近年では東急が開発している渋谷のビルなどでも丸の内に匹敵する賃料だったりするビルも表れているようです。

オフィスは階層によって違うことも少ないので、純粋に立地とビルスペック、あとは専有面積の広さ等に応じて変わります。おおまかにどのエリアがどの程度かを知っておくと業界人っぽくなれるのでチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

以上、今回は、オフィスマーケットの展望についてお伝えしてきました。 この記事のポイントは下記です。

・オフィス空室率が5%を切ると好景気のサイン

・今の空室率はほとんどの都市で2%台

・賃料は、どのエリアでどの程度の坪単価なのかを理解しよう

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今日のおつまみ不動産 - 編集後記

「1坪」に「0.3025」を掛けると「1㎡」になります。住まいを借りるときに「坪」で

話をすることは少ないと思うので、なじみのない人も多いと思いますが、オフィスでは基本的に「坪」を単位として話をします。

あとは土地を買って家を建てるときに土地の広さを「坪」で考える場合が多いと思います。

戸建てを建てる場合、30坪から40坪くらいが1つの戸建てを建てるのに適した面積です。参考にしてくださいね。

では、また会いましょう!

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