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出版こぼれ話 ー生き残るのは誰かー

みなさん、あけおめです。

今年もよろしくお願いします。

昨年末に出版した電子書籍を買って頂いた方はありがとうございます。

まだの人はぜひ、宜しくお願い致します(笑)

https://amzn.to/3EAS933

出版こぼれ話

本書を読んで頂いたみなさま、いかがでしたでしょうか。

ご感想や、今後こういったことがもっと知りたい、ということがあれば、

ぜひ教えてくださいね。

表紙デザイン

はじめての出版にあたって、表紙デザインには強くこだわりたいと思っていました。

これからも電子書籍を出版していきたいので、私の書籍だと分かるように、ある程度シリーズ化させて使い続けられるようなデザインにしたいと思っていたのです。

決定にあたってはランサーズでコンペを行いました。50以上の提案を頂き、どれも素晴らしいデザインでした。結果としては、複数の大企業での採用実績もあるデザイナーの方の提案を採用させて頂きました。

さわやかで視認性も高く、「難しそう」というイメージを与えない、かつオシャレなデザインにして頂いて、とても感謝しています。

専門家スキルの民主化

ランサーズやココナラをはじめ、気軽にその道の専門家の力を借りることができる環境が整ってきています。今後、この流れはますます加速するでしょう。

本の中では深く触れることができませんでしたが、ITの力、特にAIによって、人間がやらなければならない仕事はどんどん減ってきています。それはレジ打ちなどの単純作業の範囲にとどまらず、専門家の長年の経験によって培われたノウハウにも及ぼうとしています。

例えばAIによって、私の仕事の99%をAIが代替してくれたら、私は1%のマンパワーで今と同じ仕事ができます。ほとんどの業務はAIがやってくれ、私は最後の最後に判断だけを下せば良い。そうなれば、今の100倍の量の仕事ができることになります。そして、1人のお客様から頂くフィーは100分の1にすることができます。

これが専門家スキルの民主化です。これができれば、その道のプロフェッショナルの能力を非常に安く手軽に使うことができるようになります。ごく普通の人でも、ゴッドハンド並みのマッサージ技能をすぐに覚えて毎日体を労わることができる。契約書を読むときには弁護士と同等のスキルを使って、不動産を見に行くときは私と同等のスキルを使って、いつでもだれでも判断できるようになる。そんな未来が近づいています。

その最果てが、映画「マトリックス」で描かれた「ブレインチップ」です。主人公は、カンフーの能力を脳に「インストール」することで、すぐにカンフーの達人になることができます。

生き残るのは誰か

よく、「AIに仕事が代替され、人間が職を失う」という論調があります。たしかに、わざわざ人間がやらなくても良い仕事は今後も増えるでしょう。でもそれは時代の流れですから、仕方のないことです。自動車というものができてしまったのに、飛脚の仕事がなくなるから自動車を普及させるのを止めろ、といっても無理な話でしょう。それと同じです。

AIが仕事を代わりにやってくれれば、人間は働く必要がなくなります。ぜいたくではない、ある程度の水準の暮らしであれば、社会が保障してくれるようにもなっていくでしょう。いまの生活保護の水準が引き上げられる感じで、みんなベーシックに年収500万くらいはもらえる、そんな感じでしょうか。なので、職を失っても、飢え死にする心配はありません。それなりの生活はできると私は思っています。

ただ問題は、機械に生かされているだけの人生は幸せかということです。

そうではない。

人が幸せに生きるには、誰かに貢献している、自分は人の役に立っている、という貢献感が不可欠である。私はそう思っています。  

だからこそ、私たちは勉強しなければなりません。

テクノロジーによって造られた土台に、支えられる側の人間ではなく、

土台を、そして未来を自ら作り出す側の人間に回らなければ、ならないのです。

 

2022年も共に、気張っていきましょう!

 

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