運用資産状況
2021年3月末運用資産は、7,320,818円でした。
【ポートフォリオ一覧(現金・現物不動産除く)】
米国株式 | 5,782,051円 | 79.0% |
新興国株式(投資信託) | 771,852円 | 10.5% |
日本株式(投資信託) | 766,915円 | 10.5% |
合計 | 7,320,818円 |
※国内株式は某企業への一時的な資金注入のため、除く
【2021年3月有価証券購入額】
米国株式:200,000円
新興国株式:25,000円
日本株式:25,000円
合計:250,000円
【2021年3月配当金】
19,697円
今後の展望
2021年3月の資産の評価損益は、前月にくらべ大幅な上昇となりました。主な要因は株高に加えて円安が進行したことで、現在も110円を超える水準で推移しています。日本国内におけるCOVID-19をめぐる情勢は、大阪などで第4波の懸念が高まっており、東京でも感染者数が300人程度で横ばいで推移する等、変わらず不透明な状況が継続しています。個人的には1年後など短期の評価損益がどうなるかは、はっきりいってどうでもよく、当面の目標は5年後の資産額においていますので、ドルコスト平均法で買い続けることを考えるとむしろ直近では株安になってもらった方が良いくらいのため、あまり足元の評価益は気にしていません。ただ、通貨というのもモノと同じで、欲しい人が多ければ高くなり、欲しい人が少なければ安くなるわけですから、10年・20年の長期で考えたとき、ドル円がどちらの方向に進むのかは一考の余地があるでしょう。
不動産については、2021年の地価公示が発表されました。上がりづづけてきた地価もついに下落に転じ、トレンドは大きな転換点を迎えました。1990年のバブル崩壊後を底、2000年のITバブルを天井、2010年のリーマンショックを底、そして2020年が天井だったとしたら、今後は2030年の底に向けて地価は下がり続けていくのかもしれません。その後、2040年の天井に向けて反転するのか、二度と回復しないまま日本国は沈んでいくのか、それは誰にも分かりませんが、中期的には下げトレンドになる可能性が高い以上は、不動産を買う人は慎重さが求められていくでしょう。
証券への投資姿勢としてはかわらず、長期に保有することが前提なので、狼狽売りや安易な逆張りはせずに、配当や他の投資によるインカムを再投資し続ける方針は変える予定はありません。米国株の評価損益や配当金はドル建てのため、為替リスク回避の観点からも継続して、円をドルその他外貨建て資産に変換していきます。
品川流アセットアロケーション
現物不動産を除く、主な投資対象資産としては下記の8つが挙げられます。
品川は現物の不動産投資を行っているため、修繕等に備え現金保有も一定程度必要であり、そこは積み立てて預金していますが、必要以上の現金については、各種の投資に回しています。
【品川流アセットアロケーション】
種別 | リスク | 保有率(現金除く) | 備考 |
FX、仮想通貨 | 高 | 0% | ハイリスクのため回避 |
新興国株式 | 高 | 10% | チャレンジ資産として投資 |
米国株式 | 中 | 80% | メイン投資対象 |
日本株式 | 中 | 10% | カントリーリスク分散のため |
J-REIT | 中 | 0% | 現物不動産投資を行っているため対象外 |
債券 | 低 | 0% | リターン低く一定規模になるまで除外 |
金(貴金属) | 低 | 0% | リターン低く一定規模になるまで除外 |
現金 | 低 | 月3~5万を積立て | 不動産の大規模修繕等への備え |
J-REITは、現物不動産投資を行っているため購入していません。金、債券は現在の品川の年齢とリスクリターンの観点から、購入を見送っています。したがってメインには株式、特に配当利回りが高い米国株式の比重を80%と設定しています。株式の値上がりを狙うのではなく、不動産投資や他の収入から得られる利益を株式に循環させ、そこから得られる配当金を株式や不動産に再投資することで長期的な資産拡大を目指すのが品川の投資戦略です。
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