運用資産状況
2020年8月末運用資産は、4,462,240円でした。
【ポートフォリオ一覧(現金・現物不動産除く)】
米国株式 | 3,469,814円 | 77.8% |
新興国株式(投資信託) | 492,687円 | 11.0% |
日本株式(投資信託) | 499,739円 | 11.2% |
合計 | 4,462,240円 |
※国内株式は某企業への一時的な資金注入のため、除く
【2020年8月有価証券購入額】
米国株式:200,000円
新興国株式:25,000円
日本株式:25,000円
合計:250,000円
【2020年8月配当金】
5,066円
今後の展望
先月に続き、2020年8月の資産の評価損益は小幅な上昇で終了しました。日本株式を中心とした投資信託(アクティブファンド)、新興国株式を中心とした投資信託(インデックスファンド)はともに評価損益でプラスを継続しており、徐々に復活してきています。
私の保有する米国の伝統的な大企業株は完全には戻ってきていない状況ですが、COVID-19のワクチン開発が世界各地で行われ、アメリカの雇用統計も大幅な改善を示すなど、プラスの材料も徐々に出てきています。
日本国内では安倍首相の辞任宣言にともない一時的に大きく株価が下がりました。企業の業績もそうですが、この冬のボーナスは前期比で大幅に下がる予想がされるなど、人々の消費意欲が下がる状況が続いているため、景気後退局面がしばらく続くことは避けられない状況になってきています。
私の場合は長期に保有することが前提なので、狼狽売りや安易な逆張りはせずに、積立を続け配当や他の投資によるインカムを再投資し続ける方針は変える予定はありません。米国株の評価損益や配当金はドル建てのため、為替リスク回避の観点からも継続して円をドルその他外貨建て資産に変換していく作業は継続する方針です。
日本の不動産は、日本リテールファンド投資法人が合併を行い住宅についても投資対象とするなど、レジデンス・オフィスを重点とした投資にシフトしてきています。表参道や新宿、大阪の心斎橋、名古屋の栄などのハイストリートでは徐々に空室率の上昇が見られています。
個人投資家が買うような1億円から5億円くらいのアパートについては利回りが上がってきていますが、前述のようにレジデンスに対する投資需要が引き続き高いのに対し、売り物件が少ない状況が続いており、競争は激しいです。少ないチャンスをとらえることが必要になるでしょう。
品川流アセットアロケーション
現物不動産を除く、主な投資対象資産としては下記の8つが挙げられます。品川は現物の不動産投資を行っているため、修繕等に備え現金保有も一定程度必要であり、そこは積み立てて預金していますが、必要以上の現金については、各種の投資に回しています。
【品川流アセットアロケーション】
種別 | リスク | 保有率(現金除く) | 備考 |
FX、仮想通貨 | 高 | 0% | ハイリスクのため回避 |
新興国株式 | 高 | 10% | チャレンジ資産として投資 |
米国株式 | 中 | 80% | メイン投資対象 |
日本株式 | 中 | 10% | カントリーリスク分散のため |
J-REIT | 中 | 0% | 現物不動産投資を行っているため対象外 |
債券 | 低 | 0% | リターン低く一定規模になるまで除外 |
金(貴金属) | 低 | 0% | リターン低く一定規模になるまで除外 |
現金 | 低 | 月3~5万を積立て | 不動産の大規模修繕等への備え |
J-REITは、現物不動産投資を行っているため購入していません。金、債券は現在の品川の年齢とリスクリターンの観点から、購入を見送っています。
したがってメインには株式、特に配当利回りが高い米国株式の比重を80%と設定しています。株式の値上がりを狙うのではなく、不動産投資や他の収入から得られる利益を株式に循環させ、そこから得られる配当金を株式や不動産に再投資することで長期的な資産拡大を目指すのが品川の投資戦略です。
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